まもなく開院2ヶ月を迎えます。
8月までの膨大な開院準備の後、あっと言う間の2ヶ月でした。
特に台風15,19,21号と嵐に見舞われましたが当クリニックとしましてはお陰様で特に被害はなく順調に稼働出来ています。職員はじめ関係者の方々に感謝するとともに、被害に遭われた方々には改めてお見舞い申し上げます。
近隣住民の方々や、他院からのご紹介の方の受診も徐々に増えて来て、必要な方は各専門医療機関にご紹介するなど、少しずつ地域医療の一端として貢献出来ていることを実感しています。すでに300名以上の方にMRIを受けて頂き、予防接種なども随時行っています。
さて、先日は第1回の「笠間市多職種連携フォーラム」に参加してきました。
地域医療センターかさま内において、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、社会福祉士らが集まってこれからの地域医療についての講演や意見交換が行われました。
笠間市立病院院長の石塚先生からは「Advance Care Planningで進める地域包括ケアー患者の価値観を共有する長寿時代の医療・ケアー」と題したご講演がありました。超高齢化社会を迎え、治す医療から支える医療への転換や、人生の最終段階において、本人・家族・医療ケアチームが継続して話し合い、情報を共有することの重要性を改めて認識しました。その中でマインドマップやケアサイクル図などの活用ツールもご紹介頂いたり、フレイルの上流には社会とのつながりの問題があること、ポリファーマシーの問題など非常に有意義なお話でした。
当院としても徐々に出来ることを増やし、特徴を生かしながら笠間地区をはじめ茨城の地域医療に貢献出来るように地道に努力して参ります。
院長
